Shunsuke.T
基盤(土木)エンジニア
土木事業本部
エンジニアリング部 阪神土木技術センタ
工学部 都市デザイン工学科卒 / 2008年入社
電話工事の
現場代理人として
組織全体を俯瞰しながら
業務を進めています。
基盤(土木)エンジニア
土木事業本部
エンジニアリング部 阪神土木技術センタ
工学部 都市デザイン工学科卒 / 2008年入社
最初はゼネコンを志望していましたが、就職活動を進めていく中で通信土木という分野があることを知り興味を持ちました。数ある通信土木関連の企業の中でミライト・ワンの志望度が向上していった理由は、説明会や選考を通じて感じた非常に明るい社風に惹かれたからです。取締役クラスの方も参加する最終面接では、私の長所を引き出すためのポジティブな質問を多くしていただき、終始リラックスして受け答えができたことで「この会社で働きたい」という思いが一層強くなりました。
入社直後は、現場での安全や工事品質の管理、工事日程の調整やそれに伴う計画の立案などに従事。入社前後で会社の雰囲気にギャップを感じることはなく、自分らしく働き、成長することができています。人間関係にも恵まれ、職場の仲間とは仕事だけではなくプライベートで過ごすことも多いです。
現在は通信キャリア様から受注した電話工事の現場代理人を担当しています。工事の発注から竣工までの工事管理、所属するセンタ内の取りまとめや後輩育成が主な業務です。すべての工事を事故なく、予算内かつ工期内に高品質で、より効率的に完遂するにはどうすればいいか、日々考えを巡らせています。
また、働き方改革やSDGsの推進が重要視される昨今において、各担当の業務の平準化、全員の残業時間の低減も、現場代理人が注力するべき重要な課題です。新たなツールやDXの活用も視野に入れながら、様々な課題の解決に日々取り組んでいます。
入社9年目の頃、太陽光発電所の建設工事の現場代理人を担当。あまり経験したことのないタイプの工事だったことに加え、これまで協業したことのない方たちと共に限られた予算内で工事を完成させる必要があったので大変でした。
当時、太陽光発電がトレンドで、工事には多くの民間会社・組織の関係者が関わっていました。初対面の方同士を取り持ちながら、滞りなく作業を進めていくことは想像以上に難しく、非常に苦労したのを覚えています。「信頼できる監督だと思ってもらわないと」との思いから、作業中の指示や定時のミーティング、休憩中の何気ないやり取りに至るまで、一つひとつのコミュニケーションの機会を大事にして信頼関係を構築。こうした地道な取り組みの甲斐あって、関係者同士をワンチームとしてまとめあげることができ、社内でも「完成させることが非常に困難」と評されていたこの工事を無事にやり切ることができました。
先述した太陽光発電所の工事の成功は、関係者同士の信頼関係に基づいた連携がなくては、実現しえなかった工事と断言できます。大変な案件だっただけに得られた教訓も多く、特にチームワークの大切さを再認識できたことは大きな財産になりました。
現在の業務でも、社内のNTT事業本部のアクセス部門とのチームワークが非常に重要となります。工事自体の品質はもちろん、設計・出来形の共有やスケジュール調整が工事に大きく影響するので、アクセス部門とは逐一電話で情報交換をしながら連携を図っています。
また、実際に土木工事を行う協力会社の方とのコミュニケーションも不可欠です。協力会社の方の意見や要望をこまめに聞き、可能な限り応えることで信頼関係を築き、安全かつ高品質な工事となるよう努めています。
まずは現部門の組織力の向上を見据えた管理体制の強化や、後輩の育成に力を入れていきます。現部門が今以上にスムーズに業務を進めていける組織づくりをすることが喫緊の課題だからです。それを達成した後は、今まで携わったことのないプロジェクトや業務に積極的にチャレンジしていきたいと考えています。
これまでの業務で、土木の専門知識以外に折衝能力や対外的な交渉力も培うことができました。こうしたビジネス系のスキルが活かせるプロジェクトや業務に携わることで、より自分自身を高めていきたいです。