Sho.I
ICTソリューションエンジニア
ソリューションカンパニー
ビジネス推進本部 オペレーションサービス部
経済学部 経済情報システム学科卒 / 2016年入社
情報システムの安定稼働に努め
通信を当たり前に使える環境の
維持に貢献しています。
ICTソリューションエンジニア
ソリューションカンパニー
ビジネス推進本部 オペレーションサービス部
経済学部 経済情報システム学科卒 / 2016年入社
学生時代に東日本大震災を経験して、当たり前に通信機器を利用できる快適性や利便性を痛感したことがきっかけで、情報や通信に興味を持ちました。就職活動で通信インフラ業界の様々な企業にアプローチをしていた中、ミライト・ワンの採用担当の方を通じて社風の良さを感じ志望度が向上。他にも多くの先輩方と話をして、自分が働く姿を具体的にイメージできるようになり入社を決めました。
私は文系出身なので、入社当初は営業としてのキャリアをイメージしていました。ですが研修を受ける中で技術系の仕事への興味が高まり、情報システムの運用・保守を担う部署を希望したところ、希望が叶い本配属となりました。
お客様の、サーバやネットワークをはじめとする情報システムの運用・保守に携わっています。日々のメンテナンスを通じて、事前に問題箇所を発見し、必要に応じた対処をしていくことが基本的な業務の流れですが、想定外のトラブルが発生することも少なくありません。その際は、早急に原因を解明して復旧を図り、お客様の業務やサービスに極力影響が及ばないよう力を尽くします。
入社6年目に工事長を担当するようになってからは、チームを適切にマネジメントしていくことも重要な役割となっています。
入社2年目に、日本の防災に欠かせない全国規模のネットワークを更改する工事に携わりました。ハイペースな進行が求められたため、協力会社がスムーズに手配できないことも多かったです。私は工事のスケジュール調整の担当でしたが、現場があまりにも忙しかったことから、自社直営班の一員として現場に向かったこともあります。非常に難しく大変な工事でしたが、調整力やコミュニケーション能力など多くのことを身に付けることができました。
他にも、お客様のサーバが突然停止して全館が停電した際、対応のためにすぐさま現地に駆け付けたことがあります。作業は深夜にまで及びましたが、復旧後、お客様から直接感謝の言葉をいただいたときは、自分の仕事が人の役に立っているという確かな手ごたえを感じました。運用・保守は決して目立つ仕事ではありませんが、社会を支えるために不可欠なものであり、だからこそ誇りとやりがいを感じます。
私たちが運用・保守しているお客様の情報システムは、その多くがミライト・ワンの施工部門が構築したものです。そのため、構築初期から関わっている施工担当や営業担当と密に連携することが非常に重要となります。
運用・保守部門は、どの部門よりもお客様と最も長く、かつ近い距離で接することになるため、お客様のシステム環境や状況を、リアルタイムで詳細に把握しています。システムは一定期間が経つと更改が必要になりますが、その提案の際に、私たちがリアルタイムで集積してきた情報は極めて有効なものとなります。それらを営業・施工と共有して新たな受注に繋げるなど、部門の垣根を越えてチームワークを発揮できることも、ミライト・ワンの大きな強みです。
運用・保守の究極の理想とは、未来に発生することを100%正しく把握することですが、現実的にそれは不可能です。ただ、未来に発生することを経験則に基づいて予測し、その対応に努めることは十分に可能です。
そのためには、知識と技術の習得を継続し、自他共に認めるスペシャリストになることが不可欠となります。豊富で深い知識があれば、些細な異常を予見・発見できる可能性が高まり、高い技術力があれば、緊急事態にも迅速かつ的確に対応することができるからです。
私は現在、工事長としてひと通りの対応はできるものの、運用・保守のスペシャリストとはまだまだ言えません。今後の成長に向けて、ベースとなる知識や技術にさらに磨きをかけながら、未来予測の精度を高めていきたいと考えています。同時に、後輩の成長を促す取り組みにも力を入れていきたいです。