Takuya.N
モバイルエンジニア
キャリアウエストカンパニー
ドコモ事業本部 エンジニアリング部 第二部門
情報科学部 情報ネットワーク学科卒 / 2016年入社
携帯電話の基地局の
施工管理を担当。
圏外エリアに電波を
届けることがミッションです。
モバイルエンジニア
キャリアウエストカンパニー
ドコモ事業本部 エンジニアリング部 第二部門
情報科学部 情報ネットワーク学科卒 / 2016年入社
高校生の頃から情報通信への興味が高かったので、大学進学時に情報科学部を選択。在学中、圏外エリアや災害で通信が遮断された地域に、ドローンを活用したフレキシブルな通信可能エリアを構築するための研究を行っていました。
就職活動の際も「現代社会に必要不可欠な通信インフラに関わる仕事がしたい」との思いから、様々な通信系の業界や企業について調べ、説明会などにも積極的に参加。ミライト・ワンのインターンを通じて、業務内容や和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じて入社を決めました。入社前は社会人として一歩を踏み出すことに不安もありましたが、上司や先輩に手厚いフォローをしていただけたので、すぐに不安はなくなりました。
入社して約6年間は関東の拠点で、主に通信キャリア様の基地局工事の施工管理を担当。2022年7月のミライト・ワン創設と同時期に現部門に異動となり、同じく基地局の施工管理に携わっています。
具体的な業務内容は、基地局を建設する建物や施設のオーナー様との工事前の打合せ、通信キャリア様との工事日程の調整などです。工事開始後は実際に現場に赴き、計画通りに工事が行われているか、安全に関するルールが遵守されているかの確認や監視を行います。事前の工事計画通り、期間内に滞りなく工事を完遂することがミッションですが、何にも勝る大前提は事故を起こさないことです。必要に応じて各方面の関係者としっかりと打合せをして、安全かつスムーズに工事が行えるよう努めています。
山奥や人の少ない地域など、電波が届かない場所に基地局を新設する際、当然ながら工事開始直後は携帯電話のディスプレイに「圏外」と表示されます。工事が終わって電波を発射すると「圏外」の文字がアンテナのアイコンに変わるのですが、この瞬間は何度経験しても大きなやりがいを感じます。
近隣住民の方から「携帯電話が繋がるようになったよ。ありがとう」とお声を掛けていただくことも多く、その言葉を聞く度に「通信インフラを担うこの仕事を選んで良かった」という喜びと、自分の仕事への誇りが込み上げてきます。
自分が新規工事を担当することになったときには、以前に同様の工事を経験したことのある先輩や同期に相談し、アドバイスをもらうようにしています。こうした情報の共有や、物事を教えたり教えられたりといったことが日常的に行われており、お互い協力して連携する文化が社風として根付いていると感じています。
実際に以前、現場で装置故障が起きたときに事務所の先輩に連絡すると、すぐに代替の装置を持って現場に駆け付けてくださり、その日に予定していた作業を滞りなく終えることができました。こうした点からも、ミライト・ワンのチームワークの良さを強く感じます。
現在は主に施工管理を担当していますが、いずれは通信インフラの開発がしてみたいです。例えば大学で研究していた、ドローンを活用したフレキシブルな通信インフラの構築を実現して、災害時などの通信手段の確保に貢献できればと考えています。構想段階ではあるものの、ミライト・ワンには新規事業やサービスの創出に取り組める環境や、それらを専門的に行う部門があるので、決して実現不可能ではないでしょう。
もちろん、実現するにはより多くの知識の習得と、そのための継続的な努力が必要です。今後も仕事に真摯に取り組みながら、最新技術や世の中のトレンドにアンテナを張り、些細な情報でも取りこぼすことなく成長を続けていきたいと思っています。